数秘の小道にいる人

最終更新: 3月7日



数秘の小道を歩いてると『ピュタゴラス』という名前に、ちょくちょく出くわします。

数学で「三平方の定理」の発見者として、誰もが一度は授業で聞いたことがある、あの名前。数秘が広まった背景にはピュタゴラス派と呼ばれる人たちの活動もあるので、きっと避けられないと言ってもいいでしょう。


ピュタゴラスは、OSHOも講和で取り上げていて、数学的なものと反数学的なものとを一つに統合できる、数学者であり神秘家でもあった稀な人物であったと語っています。

ただ、このピュタゴラスさん。彼は紀元前6世紀の人物であり、特に書物は残しておらず、彼に関するイメージや解釈は、死後400年ほど経ってから色々と脚色された部分が大きく、かの有名な「三平方の定理」を公式化したのも、彼ではないという説もあります。


そもそも時代からいって、彼は0~9というアラビア数字を使ってはいません。この我々に最も馴染み深い数字はインドで生まれたのですが、中近東からイスラム圏に広がった為に「アラビア数字」という名で定着しています。


これが更にヨーロッパに到達して、一般化していくまでにはまた時間がかかるのですが、その中の理由の一つとして、IやVといったローマ数字と比べると、改竄が容易で「0」は「6」や「9」にすることが出来るし、「1」も「7」にすることが出来るので、警戒されたという話が面白かったです。うん、たまに自分も間違えた時にやるから、そこら辺の事情は分かります(笑)


結局、何が言いたいのかというと、我々が当たり前に使っている0~9の数字ですら、そこには見えない歴史が隠れていて、ホンの少しでも紐を解き出すと、なっが~~~~~い歴史の根っこがついてくるということ。


そして、当たり前は当たり前ではないということ。


でもそれはまた当たり前という名の、奇跡にも繋がるのだなあと思うのでした。

このアラビア数字は、今や世界共通の言語と言っても過言ではないものね。

(参考文献) 「素晴らしき数学世界」アレックス・ベロス(早川書房) 「永久の哲学1&2」OSHO(市民出版社)